2008年1月11日金曜日

ポルトガルの足跡01:マカオ





今は斜陽な小国ポルトガルは、かつて大航海時代、世界に向けてその帆を張った海洋王国だった。私の第二の故郷ブラジルを初め、今でも世界各地にかつての権勢を偲ばせる足跡を残している。その足跡を追うことも、実は今回の旅の裏テーマである。

マカオはつい最近(1999年中国に返還)までポルトガル領だったので、ポルトガル様式の建築物も多く、標識やバスの行先表示なども中国語とポルトガル語で併記してある。でも一般の人々がポルトガル語を話すかというとどうもそんなことはないらしい。私が色々話しかけてみた中で、ポルトガル語を話したのは、教会が経営する書店で働くシスターと、ポルトガル学校の門番さんだけだった。他の人々は、観光案内所の人も、レストランのウェイトレスさんも、道を聞いた警察官も、英語の方が分かります、というお答えだった。