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2010年12月24日金曜日

Selamat Hari Natal!(メリークリスマス!)

オイル漬けチーズ(チェコ代表Dくん)と納豆(日本代表Mさん)の仁義なき戦い


そもそもどうしてそういう話になったのか思い出せないのだが、あるときチェコ人同業者(旅する翻訳者)Dくんと話をしているうちに、自分の国にはどれだけ外国人には理解できない珍妙な食べ物があるかという変なお国自慢になった。日本の珍味代表として私は納豆を挙げ、この腐った豆がいかに臭く、そのねばねばした食感がいかに気持ち悪く、しかしそれが日本人にとっていかに美味いものであるかを力説した。これを受けてDくんは、チェコにはオイル漬けにしたチーズというものがあり、その食感はスライムのようにどろりとしていて、それがいかにビールに欠かせないものであるかを力説した。これは是非東西珍味対決をして、互いの国の珍味が食べられなかった方を負けとしようではないかということになった。


ウブドにはありがたいことに日本人で納豆を作っている方がいて、簡単に手に入れることができる。しかしチェコのチーズはどうするかというところで話がストップしていたのだが、折良くチェコからやってくるDくんの友だちに持ってきてもらうことができた。


チェコからやってきたそのチーズはチェコ製カマンベールといったところ。それをオイルにいろいろなスパイス(にんにく、玉ねぎ、月桂樹の葉、黒胡椒、唐辛子など)を入れたものの中に漬け込むこと1週間。決戦はクリスマスイブと決まった。


決戦の心強い味方は、日本人のヨガの先生でお料理上手のMさんとそのボーイフレンドで納豆と梅干しをこよなく愛する不思議なカナダ人JMくん。場所を提供していただくばかりか、Mさんが納豆パスタとサラダを作ってくれることになった。言い出しっぺのくせにまったく労力を提供していない私は、ちょっと奮発して白ワインを買っていくことにした。


決戦のゴングが鳴った。持参の容器からドロドロとチーズを器に分けるDくん。あれ?すごくおいしそうじゃん!と3人の視線が集まる。試食開始。おいしい!!!黒パンとワインによく合う。3人ともすっかり気に入ってしまい、完食。


次に納豆パスタ。3人の視線を受けながら試食するDくん。「うーん、奇妙な味だけど、きっと慣れると思う。でも唇がねばねばして、しゃべりづらい」と言いながら、こちらも完食。おぬし、なかなかやるな。


というわけで、勝負は引き分け。


最後に何とJMくんお手製生チョコレートケーキが登場。カカオの豆をローストして、つぶして、そこにココナツオイルとパームシュガーと、あと何だったっけな?を入れて作るのだそうだ。チョコレートが自分で作れるなんて!!これが感動的においしくて、私のテンションは一気に上がった。お代わりまでして、お腹いっぱいのクリスマスディナーとなった。

2010年11月16日火曜日

フェイジョアーダもどき


フェイジョアーダというのはブラジルの定番料理、豆と臓物の煮込みシチューである。


遡ること数ヶ月前、ウルワトゥを探検したとき、ブラジル食堂を発見した。ブラジル人サーファーのだんなさんとロンボク人の奥さんが経営する店で、ブラジル番定食が食べられる。ここで久しぶりにフェイジョアーダを食べて感激した。懐かしいブラジルの味。そうかインドネシアの食材でもできるのだ!と思い立ち、随分前に似たような豆を買ってみた…のだが、何しろ豆を自分で煮たことがない。調べると、一晩水に浸ける、とか圧力鍋とか、なんか大変そうである。それで随分長いこと放ったままにしておいた。


しかしようやく人間なせばなる、と一念発起し、今日こそは!と豆を水に浸けて、一晩置いてみた。ぶわっと量が増えているのにびびる。気を取り直して、やわらかくなるまで煮てみた。いけそうである。な〜んだ、難しく考えることなかった。


というわけで、初のフェイジョアーダもどきを作ってみた。本当はリングイッサ(ブラジルのソーセージ)とかがあればいいのだが、スーパーの食肉コーナーにいってもそんなしゃれたものは売ってない。辛うじてベーコンがあったので、高くてどうしようかとしばらく悩んだ末、思い切って買った。


その結果が上の写真です。本物のフェイジョアーダには程遠いが、初めてにしてはなかなか上出来、と悦に入っている。

2010年11月12日金曜日

ロティ・チャナイとテ・タリック


4月のある朝、突然前のMacBookのハードディスクがクラッシュし、急遽買い換えたMacBook Pro。いつ始まったのかよく覚えていないが、トラックパッドの調子がずっと悪かった。クリックの反応が悪い。2〜3度クリックしてようやく反応する。最初はマルチトラックパッドになったせいかと思っていたが、反応がどんどん悪くなってきて、しまいには親指の関節が痛くなった。Macユーザの友だちJくんに相談したところ、これは明らかに不具合であるから、とりあえず人差し指のタップクリックに切り替えて、店にクレームせよとのご指示であった。購入したウブドのMacショップに持って行って相談したら、デンパサールにある本店のテクニカル部門に持ち込んで、クレームせよということになった。


このデンパサール本店というのが遠い。私の超苦手な交通量の激しい通りを通っていかなければならない。時速40km以上出さない私の足だと片道1時間半かかる。行って帰ってくると半日仕事。精神的には1日仕事である。それでのばしのばしにしていたのだが、いよいよ意を決して行った。結果、やはりトラックパッドの不具合であり、新しいトラックパッドを注文して入荷したら電話するので、再度来るようにということになった。


1週間後、トラックパッドが入荷したとの連絡が入り、再度店まで足を運んだ。この日は何とか交通量の少ない道を通ろうと画策した結果、道に迷い、2時間かかって店に到着した。トラックパッドを交換してもらい、動作を確認して、帰路につく。ところが帰り道、突然バイクのオートマティックスタータがきかなくなった。周りのおじさんに助けを求め、キックスタートのやり方を教えてもらったが、キックスタートをするにはまずスタンドをぐっと立てなければならない。これがなかなか力とコツがいって大変なのである。そのままエンジンを止めずに家まで帰りたかったのだが、途中激しい雨が降ってきて、イスの下にしまってあるレインコートを取り出すにはどうしても一度エンジンを切らなければならない。雨の中ぬかるんだ地面でスタンドを立てるのが至難の業。しかもキックスタートしてもなかなかエンジンがかからず、もう半泣き状態である。それでもどうにかエンジンをかけ、這々の体でウブドに帰ってきた。


ところが、後日仕事をしていたら、再びクリックの不具合が出た。店に電話をし、押し問答の末、主任がチェックすることになり、アポをとって三度訪れたのが今日というわけなのであった。


結局、不具合はトラックパッドの問題ではなく、アプリケーション側の問題であるということが分かり、一件落着したのだが、せっかく遠路はるばる来たのだから、今日はのんびりジャランジャラン(ぶらぶらする、散歩するの意味のインドネシア語)して帰ろうと決めた。


まずは日本食材のスーパーに立ち寄り、日本食材をまとめ買いした。それからバイパスをサヌール方面に向かってプランプラン(ゆっくりの意味のインドネシア語)と走っていたら、「りえちゃーん」と呼ぶ声がする。目をやると、友だちのMさんと前述のJくんカップルが車で通り過ぎるではないか。びっくりである。こんなことってあるのねえと路上で束の間の会話を楽しんだ。


さて、前置きがすごく長くなりましたが、ここからが本題です。 さらにプランプランとサヌール方面に向かって走っていたら、”Roti Canai & Teh Tarik”という看板を見つけた。ロティ・チャナイというのはデニッシュのようなインド風のパンで、カレーをつけたりして食べる。テ・タリックというのはすごく甘いミルクティで、多分コンデンスミルクかなんかが入っているのだと思う。とにかく甘い。いずれもマレーシアにいた頃よく食べた懐かしのスナックである。お腹が空いていたので、早速入って、ベーシックなロティ・チャナイとチキンカレーとテ・タリックを注文した。


作るところをちょっとご覧ください。


ピッツァみたいに生地を空中でくるくるっとのばし


広げてパターを塗り


蛇腹状にたたんでいき


くるくるっと丸めて


焼く


おいしそうでしょう!


欲張ってLを注文したら、意外に結構なボリュームで、夜まで全然お腹が空かなかった。きっと油をたくさん使っているのだろう。すごく太りそうだけど、たまにすごく食べたくなる味。


お店のご主人は最近スマトラからやってきて開業したそうだ。


またそのうちふらりと行きますよ、おじさん!


2010年6月11日金曜日

エス・チャンプール


いかにも着色という感じのピンク色のシロップに、ぐにぐにしたグミ状の具、芋、氷が入った奇怪なこの食べ物をエス・チャンプールという。日本語にするなら氷ミックスと言ったところか。見てくれはまるでもんじゃ、奇妙な食感、こんなものがたまに、ごくたまに食べたくなる。1ヶ月留守にしたということも手伝ってか懐かしくなり、よく行くワルン(食堂)で思わず注文してしまった。


2009年10月13日火曜日

ラワール


ガルンガンがやって来る。ガルンガンというのは文字通り日本の盆と正月を合わせたような行事で、前日の今日は皆さん準備で忙しい。各家庭の前にペンジョールという竹ののぼりが立てられ、街中ペンジョールのアーチできれいである。

そんなお祭りのごちそうと言えばラワール。肉をたたいていろんな香辛料と生血を混ぜ合わせたものだ。これを作るのは男衆の仕事である。昼間近所から聞こえてきた豚の断末魔の声は、ラワールになるためにつぶされる豚の声だったのだろう。

今朝ガムランの先生が、作りたてのラワールをわざわざ届けてくださった。つぶされた豚たちに感謝しながら、おいしくいただいた。

2009年9月1日火曜日

ジョグジャ再訪 その2

ソロに沈む夕日

去年ジョグジャに滞在していたとき行きそびれたソロへ。日本の皆さんには「ブンガワン・ソロ(ソロ河)」でお馴染みのソロである。

見事なバティック博物館を見学し、飲茶をたらふく食べた。

バティックの製作工程

Happy birthday to me! Iさんが抹茶ケーキを焼いてくださった。
さてろうそく2本の意味するものは!?

2009年8月31日月曜日

ジョグジャ再訪 その1

MKちゃん 昭和30年代の東京のようなジョグジャの下町で

偶然まる1年振りにジャワ島ジョグジャカルタを再訪することになった。世界遺産ボロブドゥール、プランバナンを擁するジョグジャは、バリの前に1ヶ月滞在した街である。そのとき知り合った母校の20年後輩で大学の夏休みを利用して再訪していたMKちゃん、お世話になった宿のIさん、ドライバーのNさんと楽しい再会を果たした。

天然のMKちゃん曰く、前世はハエだそうだ。なぜかと言えばカエルが異常に怖いからで、そんなMKちゃんが厳しい就職氷河期を乗り切れるように願を掛けてカエルを食べたという。私は残念ながらそのときご相伴にあずかれなかったのだが、代わりにコブラを一緒に食べた。MKちゃん、ガマ汁+コブラ汁パワーでがんばれ!

コブラの唐揚げ 弾力があってイカのよう

2週間の滞在を終えて日本へ帰って行くMKちゃんを見送り、下町にあるIさんの宿に戻ると、屋根の間にきれいな月が出ていた。

ジョグジャの下町に上る月

2009年7月15日水曜日

フムス!


2008年1月に移動生活を開始して以来、食事はもっぱら外食だった。キッチンがなかったというのが最大の理由だが、中途半端に自炊するよりは外食した方が手軽で安いということもあった。が、バリ定住生活も11ヶ月目に入るとそうも言っていられなくなった。食べるところもメニューも限られているので、いい加減飽きてくる。折角今はキッチンのあるところに住んでいるし、思い切って自炊をしようと思い立ったら、これが意外に楽しい。何と言っても好きなものが食べられる。それに料理は生産的で、いい気分転換になる。

さて、そんな私の家ゴハン生活で最近どっぷりはまっているのがこのフムス。元々好きだったが、このフムスを食べるまではここまでおいしいものだとは思っていなかった。ちょっと高い(日本円で400円弱)のだが、どっしりした酸味のあるパンにたっぷりつけて食べると、これがえも言われぬおいしさ。切らすとこれを買うためだけに渋滞の中をスーパーに走る私である。

2008年12月7日日曜日

マンゴの季節


朝いつものようにマンゴの皮をむいていたら、子守のKさんが、「まだスーパーにマンゴ売ってる?」と聞く。どういう意味だろうと思ったら、そろそろマンゴの季節は終わりなのだという。私は大ショックを受けて聞き返した。「マンゴの季節が終わったら、もうマンゴ売ってないの!?」Kさんは、「なくなるか、あるとしてもすごーく高くなるよ」と脅し文句を吐いて去っていった。ああ、マンゴの季節が終わってしまったら、私は一体どうしたらいいのだろう。

2008年10月21日火曜日

チャンプールを食べて、チャンプルーを思う

the best nasi campur in town!

本格的な雨期の到来とみえて、日中かなり暑く、湿度も上がってきた。

さて(強引な展開である)、インドネシアには「ナシ・チャンプール」という食べ物がある。「ナシ」はご飯のこと。「チャンプール」は「混ぜる」という意味。写真のように、ご飯の上にいろんなおかずが乗っている。

沖縄には「チャンプルー」という料理がある。ゴーヤチャンプルーとか豆腐チャンプルーとか、混ぜこぜ炒めのことである。

わが日本語にも「チャンポン」という言葉がある。ビールと焼酎をチャンポンで飲む、とか、英語と日本語をチャンポンで話す、とか言う。

このチャンプール、チャンプルー、チャンポンはどう見ても同語源であり、語源は福建語など諸説あるそうで、朝鮮語、北京語にも似た言葉があるらしい。

そうなるとかなり広い範囲にこの言葉は存在していることになる。

一体どういう風にしてこの「混ぜこぜ」という言葉が伝播したのかと考えるとなんだかわくわくする。私の頭に琉球弧(うるま)という言葉が浮かぶ。かつて琉球王国は東シナ海の中継貿易を担い、日本、中国、朝鮮、東南アジアと広く交易を行っていたというから、案外そんなところから伝播したのかもしれない、と勝手に想像を膨らませる。

敬愛する音楽家、細野晴臣さんはかつて「チャンプルーミュージック」を標榜しておられた。

なんでもかんでも混ぜこぜにして、みんな仲良くおいしい感じが、とてもキャッチーである。

2008年9月30日火曜日

ジャムーという秘薬

インドネシアにはジャムーという健康ドリンクがある。漢方薬のような材料を調合して作る。決しておいしいものではない。

市場なんかに行くとジャムーのスタンドがあって、症状に合わせて調合してもらうこともできるし、効能別にある程度スタンダードなメニューもある。また粉末状の既製品も売っている。

この既製品がまたおもしろい。美人になるジャムーとか、胸が大きくなるジャムーとか、筋肉ムキムキになるジャムーとか、もうパッケージからして怪しさ満点である。

何より、「ジャムー」という名前の響きがいいではないか。この言葉を聞く度に、私の頭の中にはハクション大魔王とアクビちゃんが登場するのである。

(写真は、私の下宿先の賄いさんが作ってくれた自家製ジャムー)

2008年9月13日土曜日

パダン料理

Rosaお勧めのパダン料理屋に行った。お総菜を好きなだけ取って、取っただけの料金を払う。あれもこれもおいしそうに見えて、つい取り過ぎてしまう!

2008年5月20日火曜日

ベトナム料理はおいしい

交通事情は最悪、ファッションセンスはキッチュなハノイだが、ベトナム料理はほんとうにおいしい。ライスペーパーを多用し、たれにそれぞれの家の秘伝があるようだ。タイ料理に比べて味付けがマイルドで繊細なので、日本人の口には合うような気がする。とにかく何を食べてもおいしいので感動した。

2008年4月12日土曜日

ラオスはおいしい:カフェ編

ラオスに行く前、タイ語の先生に「ラオスに行った生徒はみんなコーヒーがおいしい、パンがおいしい、ビールがおいしいって言うのよね」と聞いていたので、この3つは絶対試そうと思っていた。そしてそれはいちいち本当だった!

ま ずカフェ事情。ルアンパバンとビエンチャンに展開する「JOMA」というカフェは一押しである。コーヒーもケーキも本当においしい。ケーキは甘さが絶妙 で、洗練されている。特に、キャロットケーキマニアの私としては、ここのキャロットケーキは間違いなく今までのベスト3に入る。私はほぼ毎日通っていた。


ラオスはおいしい:コーヒー編

「JOMA」にコーヒーを卸しているのが、地元還元型企業の「Mountain Coffee」。見学に行くと、創業者/社長自ら案内してくれた。組織を大きくせず、本当に質の良いものを少量作るようにしているとのお話しだった。

普通の一軒家のようなMountain Coffee

庭でコーヒー豆が天日干しにされていた

袋詰め中

ラオスはおいしい:サンドイッチ編

サンドイッチも本当においしい。まずパンがおいしい。そして具がおいしい。特に、レバーパテのサンドイッチなんて、おいしすぎて私は部屋を転げ回った。

ラオスはおいしい:ビール編

私はビール党ではなく普段もほとんど飲まないので、適切な批評ができないのだが、ラオビールは確かにおいしい。

ラオスはおいしい:麺類編

そしてラオスは麺類もおいしい。写真の「カオピヤック」はラオス風うどんといった感じで、親しみの持てる味だった。

2008年1月12日土曜日

エッグタルト


マカオと言えばエッグタルト。その名も”Café e Nata(コーヒー&エッグタルト)”という店のエッグタルトは本当においしい。卵がほろほろ。余りのおいしさに2度行きました!

2008年1月9日水曜日

飲茶



飲茶、お粥…、香港はおいしい。