2008年10月21日火曜日

チャンプールを食べて、チャンプルーを思う

the best nasi campur in town!

本格的な雨期の到来とみえて、日中かなり暑く、湿度も上がってきた。

さて(強引な展開である)、インドネシアには「ナシ・チャンプール」という食べ物がある。「ナシ」はご飯のこと。「チャンプール」は「混ぜる」という意味。写真のように、ご飯の上にいろんなおかずが乗っている。

沖縄には「チャンプルー」という料理がある。ゴーヤチャンプルーとか豆腐チャンプルーとか、混ぜこぜ炒めのことである。

わが日本語にも「チャンポン」という言葉がある。ビールと焼酎をチャンポンで飲む、とか、英語と日本語をチャンポンで話す、とか言う。

このチャンプール、チャンプルー、チャンポンはどう見ても同語源であり、語源は福建語など諸説あるそうで、朝鮮語、北京語にも似た言葉があるらしい。

そうなるとかなり広い範囲にこの言葉は存在していることになる。

一体どういう風にしてこの「混ぜこぜ」という言葉が伝播したのかと考えるとなんだかわくわくする。私の頭に琉球弧(うるま)という言葉が浮かぶ。かつて琉球王国は東シナ海の中継貿易を担い、日本、中国、朝鮮、東南アジアと広く交易を行っていたというから、案外そんなところから伝播したのかもしれない、と勝手に想像を膨らませる。

敬愛する音楽家、細野晴臣さんはかつて「チャンプルーミュージック」を標榜しておられた。

なんでもかんでも混ぜこぜにして、みんな仲良くおいしい感じが、とてもキャッチーである。