9月1日に放映されたNHKスペシャル「巨大津波が都市を襲う〜東海・東南海・南海地震〜」
3月11日の東日本大震災により、これまでの地震学の常識はくつがえされた。
これまで地震はプレートの接点の深いところで起きると考えられてきたが、東日本大震災では深いところに加え、浅いところでもプレートが大きく横滑りし、これが津波を巨大化させたことが明らかになってきた。
東海・東南海・東海3連動地震を引き起こすとされている南海トラフのプレート境界の地層を採取して分析してみると、ここでも過去にプレートの接点の浅いところでプレートが大きくずれた形跡があることが分かった。
この新しい知見を受けて、3連動地震の被害想定を見直してみると、今までは津波をまったく想定してこなかったところまで、巨大津波が押し寄せる可能性が出てきた。
例えば、伊勢湾の奥深くに位置する名古屋は、これまで津波をまったく想定してこなかった。しかし新たなシミュレーションによると、津波は名古屋にまで押し寄せ、都市型の大災害を引き起こす可能性がある。
また高知県には最も高い津波が押し寄せると推定された。
国、自治体、企業、住民は防災対策の抜本的な見直しを迫られている。
いち早く見直しに乗り出した、企業や高知県、住民の試みを紹介している。
背筋の寒くなるようなコンピュータグラフィクスのシミュレーションに注目。