2008年7月15日火曜日

Sipadan Dream

(写真がありません。想像してお読み下さい)

ダイバー垂涎の地、シパダン島を潜った。自然保護区になっているシパダン島は、現在上陸が制限されており、宿泊することはできない。従って近くのマブール島か、大陸側のセンポルナからボートでアクセスする。スクーバのライセンスは随分昔に取ったものの、船酔いと波酔いの酷い私は重い機材をつけるのがつらく、もっぱらスノーケリング専門で来た。今回もスクーバダイバーたちを尻目にスノーケリングで参加する。

シパダンのすごさはその特異な地形にある。ビーチから10 mもいかないうちに、いきなり600 mのドロップオフ。ウミガメが優雅に泳ぎ回り、お花畑のようなサンゴ、神様が色と形の実験をしたかのような様々な魚たち、サメ… それはまるで夢のような世界である。

一度、呼吸するために海面に浮上した大きなウミガメの側にそっと近づいた。そして「おじゃましないから、ついていってもいいですか?」と心で念じアイコンタクトしてみた。するとウミガメは「私について来なさい」と目で言い(と私は信じている)、私を数々の美しいスポットに案内してくれたのである。そう、まさに竜宮城である。このウミガメと私のランデブーは15分くらい続いたような気がする。でももしかすると15年間の出来事だったかも知れない。

その後、他のウミガメにも出会ったが、私の姿に気付くとビューッと逃げてしまったりする。その気になればウミガメは相当速く泳げるのだ。それを思うと、やはりあのウミガメはゆっくり泳いで私を案内してくれたに違いないという確信が、益々強まるのである。