2011年1月16日日曜日

火傷闘病記

大晦日の日に火傷をした。

スーパーで買い物を終え、駐車場から自分のバイクを出そうとしたとき、隣に止めてあったバイクのものすごく熱くなっていたマフラーに、運悪く短パンをはいていたため露出していた右足のふくらはぎが一瞬触れてしまったのだ。

熱くて飛びすさった。

すぐに水で冷やしたかったのだが、どこに水があるのか分からない。人に聞く心の余裕もなく、とにかく一目算に家に帰ることにした。家に帰り着く10分ほどの間にも、痛みがジンジン増していく。

ようやく帰り着き、すぐに水道の水で冷やす。それから氷で冷やしてみる。ジンジンした痛みはおさまらない。念のため、近くの病院へ行った。患部に塗るクリームと痛み止めを処方されて帰ってきた。クリームを塗ると大分痛みが楽になり、痛み止めは飲まずに済ませた。


翌元日の朝起きてみると、患部が水ぶくれになっていた。そのままにしておいていいかどうか分からないので、また病院へ行った。お医者さん曰く、水ぶくれを切開した方がいいとのことで、水ぶくれにはさみを入れ、死んだ皮膚を取り除いた(痛かった!)。患部をできるだけ濡らさないように、濡れると新しくできかかった組織が壊れてしまうから、と指示されて帰った。


問題はここからだった。

毎日言われたとおり6時間おきにクリームを塗っていたが、じくじくとした痛みが一向におさまらない。それどころか日を追う毎に表面が膿んだようになって、悪化しているような気がする。治癒のプロセスなのか、悪化しているのか分からずに1週間ほど様子を見たが、やはり何かがおかしい。それでまた思い切って病院へ行った。

医者が傷口を見るなり顔色を変え、「2次感染を起こしている」と言う。

ここからが大変だった。

患部を消毒液に浸しながら、ピンセットで感染を起こした組織を取り除いていくのだが、ちょっと触っても痛いのだから、もう焼け箸を突っ込まれるような痛さである。私が痛みに耐えられずギャーギャー騒ぐので、先生も一度では取り切れないと判断したらしく、いったん傷口を絆創膏で塞いで、毎日か二日おきに来るようにと言われた。

さらに抗生物質の注射を打たれ(これも痛かった!)、抗生物質の錠剤をもらって帰った。


なぜ2次感染を起こしたかというと、どうやらシャワーのときに傷口を濡らしたことと(できるだけ濡らさないようにとは言われたが、絶対濡らしてはいけないとは言われなかったので、そこまで厳重に捉えていなかった)、クリームを塗り直すときに前の残留分を取り除かなければならかったのをそうしなかった(薬の説明書には確かにそう書いてあったのだが、医者からはそういう指示を特に受けなかったように思うので、やはりそれほど厳重に捉えていなかった)のがいけなかったらしい。


この日からは傷口を絶対濡らさないように、シャワーをやめ、手桶を買って、バケツにためたお湯を手桶に汲んで、工夫してお風呂をするようにした。


翌日昼頃、病院に行くつもりで家を出たが、あの痛い治療を思うとおそろしくなり、思わず病院とは反対方向に行ってしまった。結局そのときはそのままお昼を食べに行き、病院へは夕方出直した。

傷口の消毒と、感染組織を取り除く治療の続き。やっぱり痛くてギャーギャー騒ぐ。この日もあと少しを残したまま、傷口を塞いで帰った。


翌日夕方、再び意を決して病院へ。

こんな痛い日々があとどれだけ続くのだろうと涙目になった頃、ようやく感染組織を取り切った。また傷口を塞いで帰った。


翌日昼頃、再び病院へ。

絆創膏を開けてみると、傷口はきれいな赤で、少し乾いてきている。消毒するとまだ焼けるように痛いが、あのピンセットで感染組織を取り除くプロセスが終わっただけで肩の荷が下りた。次は2日後で良いと言われ、傷口を塞いで帰った。


この日を境に、ようやく快方に向かっていると感じるようになった。

それまでのじくじくした痛みがなくなり、傷口から絆創膏に染み出す浸出液の色も明るくなってきた。


翌日、先生には2日後でいいと言われたが、絆創膏を変えてもらった方がいいような気がして、再び病院へ。絆創膏を剥がすときや、消毒をするときはやはり痛いが、傷口はかなりきれいになってきている。先生曰く、表面の薄皮ができて、あとは皮膚が再生されるのを待つだけだから、2日後に来なさいとのことで、再び傷口を塞いで帰った。


2日後は忙しくて行けず、3日後に病院へ。はりついていた絆創膏を剥がすときは痛いが、表面が大分乾いてきているのが分かる。これからはもう傷口を塞がない方が良い、あとは傷口を濡らさないようにと指示され、別のクリームを処方された。特に問題がない限りもう病院に来る必要はないとのことである。


それから2日、火傷してから16日が経過した。傷口は今のところ順調に快方に向かっている。また2次感染を起こさないように注意しながら、皮膚が再生されるのを待っている。まだ触ると痛いので、寝るときの姿勢が限られるのと、足を濡らさないようにお風呂に工夫が必要なのは変わらないけれど。ずっとお休みしているヨガやサルサが再開できる日もそう遠くなさそうだ。