2009年8月27日木曜日

オダランでコントを観る


名うてのガムラン楽団を擁する隣村の神社でオダランが行われていると聞いて、夜出掛けてみた。

オダランというのは神社の創立記念日で、人々は正装しお供え物を持って家族揃ってお祈りに行くのだが、村祭りのような側面もあって、祈りを捧げる厳粛な場のすぐ外で、神々と人々の両方を楽しませるのであろう、娯楽性の高い芸能演目が奉納・上演されたりする。この聖と俗が自然に隣り合わせる感じがとてもいい。

そしてこの日の演目は、吉本かと思うようなコントなのだった。ドラッグクイーンばりに女装した二人の踊り手と、仮面をつけた二人の男性が、ガムランを伴奏に舞踏と歌を交えたコントを繰り広げ、老若男女問わず会場をドッと沸かせている。バリ語なので話の中味はさっぱり分からないが、絶妙な間や仕草や笑う人々を見ているだけで楽しくなってくる。

夜も11時をまわり、まだまだ続きそうなコントと一向に人の減らない会場に後ろ髪を引かれながら、そっと神社を後にした。