2008年12月31日水曜日

大晦日

末広がりの1月8日を出発の日に選び、ノマド生活の舞台を海外に広げた2008年も、早いものでもうすぐ終わる。日本の皆さんはこたつに入ってみかんを食べながら紅白を見て、除夜の鐘を聞いて、初詣に繰り出している頃でしょうか。これから初夢を見て、あるいは初日の出を拝んで、元日の朝は年賀状を見ながら、おせちやお雑煮を食べ、お年賀を持って年始の挨拶に行ったり、お年玉をあげたりするでしょうか。

こうして国を離れてみると、当たり前のように繰り返していた年中行事が、とても民俗的な新鮮さを放って見えてくる。日本人は何てお正月を大事にするのだろう。ひとつひとつに特別な名前をつけるほどに。そしてその文化の陰影や繊細さは、移ろいゆく四季が生み出したものだと、1年中熱帯にいると実感できる。

年末年始を迎え、何かそわそわと居ずまいを正さなければという気持ちになっている私は、そんな自分の中の日本をとても誇らしく、愛おしく思う。

終わりよければすべて良し。皆様、本年は大変お世話になりました。来年もまたよろしくお願い申し上げます。