
「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」と言えば、世界史の教科書で習ってタイトルだけは知っているものの、読んだことのない古典のうちのひとつだったが、バリに住んでいると、これが頻繁に顔を出す。ケチャやワヤンクリッ(影絵芝居)もこうした物語に題材を取っているし、ラーマやシータ、ハノマンといった英雄の名前は常識中の常識。キリスト教国にとっての聖書のように、モラルのお手本であり、教訓であり、ヒンドゥー文化の基層を成していることが分かるので、どうしても一度は読む必要に駆られる。古典は退屈なものという先入観があって、なかなか手が出なかったが、えいと思い切って(ダイジェスト版を)読んでみたら、これが意外や意外、面白いのである!
時の試練に耐えて読み継がれる物語というのは、やはり人間の心に響く普遍性があるのだろう。ご興味ある方は是非ご一読ください!