カンボジア政府観光局のアンコール遺跡群マップ
② アンコールワット
5時起きで5時半に出発する。初めてなので現地での食事とか水とかトイレとか事情が分からない。とりあえず500ml入りの水のボトルとトイレットペーパー少々をバックパックに入れ、途中のコンビニで朝ご飯用にマフィンを買って出発した。外はまだ暗い。
ゲートを通過するとき、係官の人にパスを見せて、一日目ということを表す穴を開けてもらう。
6時過ぎにアンコールワットの駐車場に無事到着。自転車を停めようとすると高校生くらいの男の子が寄ってきて、駐車料金は50セントだが、自分から1ドルのコーヒーを買えば駐車料金はかからないという。おかしいな、駐車料金なんて取られるのかなと疑念がわいたが、何しろ初めてなので勝手が分からない。(これは後から嘘であることが判明)。どうしようかなと考えていたら、サンドイッチも売っている。バケットにオムレツをはさむもので、それはいくらかと聞いたら3ドルだという。3ドルは高いと言ったら、じゃあ2ドルにまけるという。これから一日走り回るのだから、朝ご飯はしっかり食べておきたい。マフィンは後でおやつに食べればいいやと思い、サンドイッチとコーヒーを3ドルで買った。日の出は6時半頃だという。買ったサンドイッチと少々甘すぎる練乳入りのコーヒーを飲みながら、アンコールワットのお濠にすわって、昇ってくる朝日を眺めた。
アンコールワットの朝日
朝日が昇ってしまうと、アンコールワットの中で朝日を見たらしい団体客がぞろぞろと出てきた。その流れと逆行して、ナガの橋を渡り、アンコールワットの中に入っていく。
アンコールワットはあちこちで修復作業が行われていて、正面の一部にも絆創膏をはったみたいに緑のネットが張られている。残念ながらあまりフォトジェニックな状態ではない。
まずは外の回廊のヴィシュヌ像を拝み、有名な中の回廊のレリーフへ。ガイド付きの団体客がはりついていたりするので、なかなかじっくり眺めるというわけにはいかないが、回廊に差し込む朝の光が美しい。マハーバーラタ、スーリヤヴァルマン2世の行軍、天国と地獄、と進み、乳海攪拌まで来たところで大ショック。何と半分修復作業中で見ることができない。気を取り直して一回りし、ラーマーヤナまで見終わった。
乳海攪拌のレリーフ
それから、ヒンドゥーの世界観で世界の中央にそびえるメル山を模しているという中央塔に上る。かなり急な階段を上らなくてはならない。メル山の頂上から下界を見下ろす。
中央塔より参道側を望む
下に降りて、前の庭に向かう頃には、早朝の涼しい空気が暑くなり始め、観光客の数も増えてきた。500ml入りの水のボトルはこの時点ですでに尽き、境内の売店で1.5リットル入りのペットボトルを1本1ドルで買った。街で買えばその半値以下だが、背に腹は替えられない。
