2010年6月10日木曜日

ADSL大騒動 その1

先進国以外に住んだことがある方なら実感されると思うが、日本ではスムーズにいくことが、この国ではそうはいかない。以前モバイルインターネットの契約をするのがいかに大変だったかという話を書いたことがあるが、また同じような体験をした。


日本から帰ってきて第一に着手したかったことはネット環境の改善。仕事柄ネット環境必須の私にとってはずっと懸案だった。この部屋に住み始めた当初は、隣人がADSLの契約をしていて、それをWiFi環境にしてもらい、月2,000円ほどを払ってシェアさせてもらっていた。常時接続ではあったものの、私の机の位置では接続が厳しく、隣人側にある半屋外のパスルームまで行って辛うじてつながる程度だったので、仕事に必要なリサーチなどは結局街のWiFiカフェに行かなければならなかった。


その隣人が引っ越してしまい、次は友人に教えてもらった携帯電話会社Aのモバイルインターネットを契約。この契約がいかに大変だったかは以前詳しく書いた。このプランは一定量まで月1,000円程度の定額で、それを超えると従量制で追加料金がかかるものだったが、私の部屋では電波の状況が悪いのか、メールの送受信くらいしかできず、仕事のためのリサーチにはやはり街のWiFiカフェに行かなければならなかった。


そんな状況にしびれを切らしていた折、友人に別の携帯電話会社Bのプランを教えてもらい、早速そちらに乗り換えた。月2,000円ほどで無制限というものだったが、使ってみるとやはり私の部屋では接続が厳しい。メールの送受信はできてもネットサーフィンは難しい状態。ということで仕事にはやはり街のWiFiカフェに行かなければならなかった。同じプロバイダでも街中に行けばスイスイ接続できるので、これはひとえに私の部屋の電波環境が悪いらしい。


こんな状態で2年近くを過ごしてきて、いい加減嫌になった。携帯電話経由がだめとなると残るは固定電話線を使ったADSLしかないが、私の部屋には電話線がない、と長い間思い込んでいた。それが、管理人さんに確認したら、何とあったのである。え、それじゃADSLの契約できるの、と聞くと、できる、自分の息子もついこないだ入ったばかりだという。何と言うこと。今までの苦労は何だったんだろう。早速その日のうちに管理人さんと一緒にテレコムのオフィスに契約に行った。


3日以内にテレコムから設置の人が来るとのことで一件落着、と思われたのだが...安心するのはまだ早かった。(続く)