2008年11月17日月曜日

長い長い病院の一日


11月の初め頃からあった左目の鈍痛が消えない。鈍痛と言っても目を固くつむると左目のまぶたに鈍い痛みを感じる程度なので、日常生活に支障があるわけではないのだが、2年前にレーシック(角膜屈折矯正手術)を受けているので、心配になった。それで思い切ってクタにある大きな病院へ行くことにした。

いつも贔屓にしているドライバーのJは忙しいということなので、「この人をJだと思ってくれ」というJお墨付きのNくんを紹介してもらい、朝9時半頃、クタのB病院へ向かう。

この病院には眼科がないので、まず一般医の診察を受け、一般医が専門医の受診を推薦した場合には、外部から眼科医を呼ぶ、という手順になっていた。まだ若くきりりとかっこいい女医さんの診察によると、特に異常は見られないのだが、違和感がある以上、やはり専門医で診てもらった方が安心だろう、ということになり、私もそれを希望していたので、眼科の先生のアポを取ってもらうことになった。

ところが、眼科医の先生のアポは夕方5時半しか取れず、しかもB病院には眼科の設備がないので、デンパサールにある眼科医のクリニックまで行く必要があるという。この時点で朝の11時半くらいである。

仕方なく、たまたまお兄さんが近くに住んでいるというドライバーのNくんにはお兄さん宅で待機してもらい、私は夕方まで近くのショッピングモールで時間を潰すことになった。

こういう展開になるとは予想していなかったため、時間を潰すグッズを何も持ってきていない。しょうがないので、食堂でゆっくりお昼ご飯を食べ、お店をぶらぶら冷やかし、ドーナツ屋でコーヒーを飲み、置いてあった新聞を隅から隅まで読み、ちょうど今日お誕生日のジョグジャのNさんにおめでとう電話をかけて、ハッピーバースデーを歌った。

ようやく眼科医のアポの時間になり、クリニックの待合室で更に1時間くらい待たされた挙げ句、ようやく診察とあいなった。年配のおっとしりした女医さんに診察してもらった結果、やはり異常はなく、レーシックの跡もとてもきれいで、手術したなんて分からないくらいだそうだ。目の違和感はほこりによるアレルギーかも知れないし、疲れ目によるものかも知れない、とのことである。これで一安心だ。この時点で夜7時くらいである。

ここからがまだ長かった。いったんクタのB病院へ戻り、保険書類の手続きをし、眼科医の先生に処方してもらった薬を受け取ることになっていたが、その薬は外部から取り寄せなければならないので、30分くらい待たなければならないと言う。ようやく薬を受け取り、書類にサインをして、這々の体でウブドに帰り着いたのは夜の9時半。実に12時間の長い長い病院の一日だった。