バリ島以東に広がるヌサ・トゥンガラ諸島(ロンボク島、スンバワ島、フローレス島、スンバ島、ティモール島を含む大小1,000の島々を指す)には前々から行ってみたいと思っていた。決行しようかと計画を立てていた折、ジョグジャカルタのインドネシア語学校で私の先生の一人だったLさんから突然携帯メールが入った。なんとスンバ島にいるという。その後フローレス島東端の伝統的な鯨漁で有名な僻村ラマレラに向かうというではないか。なんというタイミング。
ブラジルとポルトガル語をこよなく愛する私は、大航海時代のポルトガルの足跡を辿ることに興味があって、マカオにもマラッカにも行った。同じ意味でフローレス島に興味があった。フローレスとはポルトガル語で花々を意味する。その響きにも心惹かれた。
本当はじっくり各島々を巡りたいところだが、時間と予算の制限もあり、今回はLさんとの合流に主眼を置いて、このフローレス島に的を絞ることにした。さらにちょうどロンボク島を旅行中だった同業者(旅する翻訳者)のチェコ人Dくんにフローレス行きのことを話したら、彼も合流することになった。