2010年8月25日水曜日

フローレス島旅行記:Day 7 バジャワからモニへ

5時起きで荷物をパッキングし、6時半にローカルバスで出発する。荷物は屋根の上に積まれ、狭い車内はギュウギュウ詰め。ドアは閉まらず、冷たいバジャワの朝の空気がびゅうびゅう入ってきて寒い。日が高くなると温かくなったが、ギュウギュウ詰めの車内でおしりもひざも痛い。モニまで7時間、耐えられるだろうか。


途中どうにもトイレに行きたくなって、どこかへ停車した折に降りてトイレを探す。運良くそこはキリスト教関係の建物で、シスターたちが乗車するために停車したらしい。清潔なトイレを借りることができてほっとした。


10時半くらいに一度昼食休憩があり、パダン料理の店に寄った。モニは何でも高いと聞いていたので、早めのお昼をそこで済ませることにした。パダン料理は作り置きのいろいろな料理が並べてあって、ほしいものを取ってもらうが、ひとつひとつ値段が書いてあるわけではないので、うっかりするととても高くなる。会計までドキドキしたが、意外に安くて、お茶込みで14,000ルピアほどだった。


お昼休憩が終わって、またギュウギュウの車内に戻り、出発する。途中の山道で一度タイヤのひとつがパンクしたが、スタッフの人たちは慣れているらしくテキパキとタイヤ交換が行われ、予定通り2時頃にはモニに到着した。


バスの停車したところがちょうど泊まろうと思っていた宿の真下だったので、空き室があるか聞いてみたところ、空き室はあるのだが、蚊帳付きのベッドと浴室だけで棚も机もフックも何もない本当に寝るためだけの部屋なのに15万ルピアと高い。が、他を探し回る気力もないし、おそらくそれがここの相場なのだろうと判断し、そこに泊まることにした。さすがのDくんも疲れていたらしく、その晩はおとなしくそこに泊まることにした。


荷物を置いて一休みし、散策に出かけることにする。同じバスで着いたアメリカ人の女の子にも声をかけ、3人で散策に出た。


モニはフローレス島観光名所、3色の湖クリムトゥへの登山口となる山間の小さな村である。宿が何軒かある以外には畑が広がるだけののどかな村だ。散歩していたら、本屋と看板の出た建物を見つけた。入ってみると、旅人たちが置いていったらしい各国語の中古の本を売っている。池波正太郎の文庫本が1冊あったが、5万ルピアと高い。飲み物も売っていたので、一杯5,000ルピアの庭で採れたコーヒーというのを頼んで、休憩にする。


ニューヨーカーのNさんはロースクールを出て、ある法律事務所に就職が決まったのだが、不景気のため実際の就業まで1年ほど待たなければならず、その間低額だが給料が出ているのだという。これは願ってもないチャンスと旅に出たそうだ。インドネシアからスタートして、アジアをまわり、インド、中東、アフリカ、ヨーロッパとまわる予定とのことである。


日も傾いてきたので、寒くなる前に水浴できるよう宿に戻る。


夕食はLさんお勧めの近くのレストランで食べようと思ったが開いていなかったので、仕方なく宿のレストランでとることにする。周りに何もないせいか混雑しており、待てど暮らせど注文したものが出てこない。1時間近く待たされて、ようやく夕食にありついた。


翌朝のクリムトゥまでの足を確保すべく、宿の女主人と交渉する。大人数でないとベモ(乗り合いバス)は出ないとのことで、オジェ(インドネシアで一般的なバイクタクシー)を一人35,000ルピアで予約した。


夜は相当寒いだろうと覚悟したが、私の部屋には温かい掛け布団が備えてあって快適に眠れた。