祭日の今日、明治大学で「終焉に向かう原子力 第11回 〜チェルノブイリ原発事故25周年 東海地震の前に浜岡原発を停止させよう 福島原発震災をくりかえすな」という講演会があり、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章先生と作家/ジャーナリストの広瀬隆さんが講演されたそうだ。
なんと来場者の半数が入りきれず、小出先生が会場に入りきれない参加者のために出てきて挨拶され、「止められなかったことが悔やまれて、言葉にならない。原子力に長年関わってきた者として、心からお詫びしたい」と涙声で頭を下げられたそうだ。
情報源:http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/04/29/meiji-apr29/
昨日ご紹介した23年前の小出先生の講演「放射能を嚙みしめながら〜原子力選択の意味を考える〜」で、小出先生は「人類の未来を切り開くのは原子力しかないと思って原子力の道に踏み込んだ。しかし2年経ってそうではないことに気づいた。それ以降は自分の選択の誤りを自分で落とし前つけるしかないと思い、原子力をやめさせるために、この現場に踏みとどまっている」と語っておられる。
日本全国が原発推進だった時代から40年もの間一貫して原発の危険性を警告し、弱い者たちに寄り添い、原発をやめさせるために活動してこられた方だ。私を含め大半の無関心な人々に対し腹立たしく、空しく思うこともあったに違いない。それが「ほら見たことか」、「君たちが無関心だったからだ」ではなく、「止められなくて申し訳ない」と頭を下げられる。
頭を下げたいのは私の方です。