「原発事故はメルトダウンの危機を脱し、長期化はしそうだけれども、状況は安定している」という政府・東電・マスコミこぞっての一大情報操作に、私も一度は騙されかけていた。けれども途中で何か怪しいと思い始めた。私は母が福島の出身で、私自身も幼少時代を過ごした。福島には知人も親戚もいる。放射線量は「直ちに健康に影響のないレベル」と言うが、本当なのか。真実を知りたい。そう思って模索しているときに、参加しているメーリングリストでこのドキュメンタリーが紹介されていた。
なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち〜(2008年10月19日 毎日放送(MBS)放映)
http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719&hl=ja
上記URLは2011/4/29に削除されるということなので、以降は下記のYouTubeをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=-pqrpabtm4s
http://www.youtube.com/watch?v=a4c2Dca-Brg
http://www.youtube.com/watch?v=e0AFOOyglC4
http://www.youtube.com/watch?v=kjvmsnVqAPg
原子力科学者という立場で、40年にもわたって原発の危険性を訴え、警告を続けてきた「異端」の科学者たちを扱ったドキュメンタリーである。
原子力を推進するという国策に反する研究活動をしているため、迫害され続け、地位も「助教」(昔でいう助手だそうだ)のまま。それでも自分たちの信念を曲げず、正しいと思うことをし続けてきた科学者たち。
ものすごく感動した。やっと本当のことを教えてくれる人たちに出会えたと思った。以来、同実験所の小出裕章先生や今中哲二先生の発言に注目している。
ほんとうに偉い人というのはこういう人たちのことだ。
地位や財産ではない。人間としての品格の高さだ。
そして生き様は顔に出る。
こんなに誠実で良心的な科学者もいるということが本当にありがたい。
このドキュメンタリーを制作したプロデューサーにも拍手を送りたい。
ちなみにドキュメンタリー放映後、関西電力は毎日放送のスポンサーを下りたそうです。