2011年8月17日水曜日

竹炭とマンゴの木

福島から来ているMちゃんが、Nさんのセッションを受けるというので、興味津々、立ち会わせてもらった。

Nさんは日本で言えば「霊能者」ということになるだろうか。

バリには「バリアン」と呼ばれる人たちがいて、呪術、民間医療、占卜などを請け負う。シャーマン、ネイティブアメリカンのメディスン・マン、沖縄のユタ、青森のイタコ、平安時代の陰陽師に共通する存在と私は思っているのだが、地元の人たちには身近な存在で、診療費は心付けということになっている。

一口にバリアンと言っても様々だが、Mちゃんが泊まっている宿の日本人オーナーAさんによれば、Nさんは311日の午前中に、日本に大きな地震と津波が来ることを言い当てたと言う。


さて現れたNさんは、飄々とした風貌のお兄さんであった。

バリ人のご主人と結婚していてインドネシア語もバリ語も堪能なAさんが通訳に入ってくれ、セッションが始まる。手相を見るでも、水晶玉が出てくるわけでもない。「どんなことが気になりますか」といったふつうの会話をするだけなのだが、Mちゃんの抱えている健康上の問題に対して、超音波診断のように問題のある箇所を言い当て、薬草を使った処方を教えてくれた。

放射能の問題について相談していたら、「家の周りに竹炭を置き、マンゴの木を植えるとよい」と言う。何だか知らないが突然そういうビジョンが降りてきたのだそうだ。Nさんいわく、マンゴの葉は汚いものを集める性質があるので、他の木の葉よりも汚れているという。竹炭はいいとして、マンゴの木は熱帯にしか育たないと思うけど、調べてみます、と約束した。

他にもいろいろな話が出たが、Mちゃんの個人的なセッションなので、詳しくは書かない。

最後はマッサージのような施術に入り、Mちゃんが自分でマッサージすべき足ツボの箇所など教えてくれた。

そしてNさんは来たときのように、飄々と帰って行った。

不思議な時間であった。

陰陽師ファンの私は、穏やかな風貌の中に鋭いものが光るNさん、もしや安倍晴明の生まれ変わりではと、ひとり妄想して楽しんでいる。


さて、約束通りマンゴについて調べてみました。

マンゴはウルシ科で、原産地はインドからインドシナ半島周辺と書いてあるもの(ウィキペディア)と、意外にヒマラヤ山麓(宮崎の完熟マンゴー)と書いてあるものがある。

宮崎在住の方が自分でマンゴの種からマンゴを育てる実験をした記録がこちらに書かれている。

完熟マンゴーの種からマンゴーを育てる。Part2

農業のプロのMちゃんのお父さんなら、育てられるんじゃないかな。

やってみてね、Mちゃん。