2011年8月6日土曜日

Mちゃんがやって来た

写真提供:Mちゃん


10年前、初めてバリに来たとき、ここウブドの宿で知り合ったMちゃんがやって来た。

Mちゃん自身はリピーターで、何度もバリには来ていたのだけれど、今回は6年振り、7回目のバリになる。

Mちゃんと私は10年前にウブドで、その後8年くらい前に東京で会ったきりだったから、実に8年振りの再会になる。


10年前会社員だったMちゃんは、その後紆余曲折を経て、福島の小学校の先生になった。

311日の震災で、海沿いにある学校は、道1本手前まで津波が押し寄せたという。

しかも原発から32kmという距離。

地震、津波、原発と、大変な状況にありながら、小学校の先生という仕事を心から楽しんでいる明るいMちゃんだけれど、心身には相当疲れがたまっているに違いないと思い、中心街から離れた静かな宿を紹介した。


朝、宿に迎えに行ってみると、昨夜遅くの到着にもかかわらず、朝5時には目が覚めてしまったという。

10年前に泊まった懐かしの宿を一緒に訪れてみた。

随分規模を拡張したけれど、当時のスタッフもまだ働いていて、10年前の気持ちが甦った。

大好きだった田んぼが見渡せるプールもそのまま。

あとで聞いた話では、この田んぼは景観保存のために宿が10年間お金を払って維持しているのだそうだ。

ウブドは土地バブルで、この3年の間にもどんどん田んぼがつぶされて建物が建っているから、さもありなん。しかし10年経ったら、この田んぼもどうなってしまうか分からない。