8月23日、再生エネルギー法案が衆議院を通過し、今週末にも成立する見込みだが、法案が成立しても課題は多い、という話。
20110823 再生可能エネ法、衆院通過 期待と課題 by PMG5
今回の法案が成立すれば、電力会社は再生可能エネルギー事業者が生み出した電力の買い取りを断れないようになるが、“例外規定”(出た!)があって、「電気の円滑な供給の確保に支障が生じる恐れがあるとき」は事実上、買い取りを拒めるというのだ。
「仏つくって魂入れず」にならないようにしなければいけない、と飯田哲也氏が語る。
ところで、特定規模電気事業者(PPS)というのをみなさん知ってますか?
欧米の電力自由化の流れを受けて、日本でも2000年3月から電力の小売が一部自由化されたのだそうだ。
環境省も経産省も、東電からではなく、このPPSから電力を買っている。経産省の担当者によれば、東電に比べて、電気料金が3割ほど節減できているという。
問題は、PPSが電力を供給できるのは50kW以上の小規模工場やスーパ−、公共施設などに限られ、一般家庭には供給できないのだそうだ。
該当する事業者や公共施設のみなさん、PPSに切り替えてみませんか?
(PPSについては、地道に脱原発活動を続けている市民団体たんぽぽ舎のメーリングリストより抜粋)
本当の意味での電力自由化が早く実現してほしいものだ。
自分にできるささやかな試みとして、先日シンガポールのIKEAで太陽光パネル付きデスクランプを見つけて、買ってきた。
こんなの
着脱式の太陽光パネルを、晴れの日は9〜12時間、曇りの日は12時間以上日に当てておくと、3時間くらい発電できる。充電用電池の寿命は2年。
着脱式太陽光パネル
節電コストや節電量は微々たるものかも知れないが、太陽が生み出してくれる電気を使うというのは何とも気持ちがいい。
発電中
自然エネルギーは不安定だというけど、安定した電力が必要な部分と、不安定でもいい部分はあるんじゃないかな。
例えば工場とか、病院とか、絶対電力が途絶えてはいけないところはもちろんある。
でも一般家庭の中で、だらだら見ているテレビやゲームが切れてしまったって、別にどうってことない。
そしたら気持ちを切り替えて、散歩に出たり、本を読んだり、家族で会話したりすればよい。
電気掃除機が使えなくなったら、ほうきとちりとりを使えばよい。
電気釜が使えなければ、鍋でご飯を炊けばよい。
私の住んでいるバリでは(無)計画停電もあるし、儀式などで停電することもあるし、そんなときはあきらめて、別のことをするようにしている。
日本はエネルギー政策の見直しと一緒に、電力を大量消費するライフスタイルそのものの見直しも問われているんだよね。