2011年7月19日火曜日

年7ミリシーベルトの被曝で息子を失った母


以前ご紹介した写真家・樋口健二さんのドキュメンタリー「隠された被曝労働〜日本の原発労働者〜」でも採り上げられていた嶋橋さんご夫妻は、浜岡原発で働いていた息子の伸之さんを白血病で亡くした。

伸之さんは高校卒業後、中部電力の孫請け会社に就職し、浜岡原発で働いていたが、8年後に白血病を発病。2年間の闘病の末、29歳で亡くなった。

伸之さんの被曝量は年間7ミリシーベルト程度。8年間の積算は50ミリシーベルトほどだった。

嶋橋さんご夫妻は伸之さんが亡くなってから2年後に労災を申請し、6年後に認定を勝ち取った。

福島県の学校施設の使用可否基準として文科省が通達した年間20ミリシーベルト(3.8マイクロシーベルト/時)という数字が、いかに異常か分かるだろうか。


日本の原発労働の実態については、樋口健二さんのドキュメンタリー「隠された被曝労働〜日本の原発労働者〜」を是非ご覧ください。



また200368日にスペインの新聞エル・ムンド紙に掲載されたこちらの記事も是非お読みください。

調査報告/原子力発電所における秘密 日本の原発労働