2011年7月6日水曜日

広がる放射能汚染


20110703
 シリーズ原発危機2 広がる放射能汚染 by PMG5


73日にNHKで放映された「シリーズ原発危機2 広がる放射能汚染」。

NHKは震災以降、多重人格のような報道姿勢で、「ネットワークでつくる放射能汚染地図」のようないい番組を作るかと思えば、ベタベタ国寄りの偏向報道も目立つので注意が必要なのだが、これは重要な内容を含んでいるので是非見てください。


重要な放射能拡散シミュレーション映像が公開されている。

315日に放射能が首都圏を覆っていく様子がはっきり分かる。

その内容は公開されなかったSPEEDIのシミュレーションとも重なり、また小佐古内閣官房参与の辞任声明の中の以下の意味深な部分とも合致する。

「初期のプリュームのサブマージョンに基づく甲状腺の被ばくによる等価線量、とりわけ小児の甲状腺の等価線量については、その数値を20、30km圏の近傍のみならず、福島県全域、茨城県、栃木県、群馬県、他の関東、東北の全域にわたって、隠さず迅速に公開すべきである。さらに、文部科学省所管の日本原子力研究開発機構によるWSPEEDIシステム(数10kmから数1000kmの広域をカバーできるシステム)のデータを隠さず開示し、福島県、茨城県、栃木県、群馬県のみならず、関東、東北全域の、公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を隠さず国民に開示すべきである。」


このシミュレーションと降雨の状況を重ね合わせた結果、栃木県の那須塩原に新たなホットスポットが見つかった。農業の盛んな地域で、住民の方々は何も知らずに4ヶ月近く過ごしてきたのである。

現在政府が発表している100km圏内以外の調査が急務である。


また土壌が汚染されていないのに、お茶の葉の汚染度が高いメカニズムが解明されている。

こういった作物ごとの汚染の特性を究明することも急務である。


最後にベラルーシがいかにもしっかり住民の健康管理をやっていますという感じで紹介されているが、これは眉唾と思った方がいいと思う。NPOチェルノブイリへのかけはし代表でベラルーシの事情通の野呂美加さんによれば、ベラルーシは数年前に独裁政権になって、放射能はもうないということになり、放射能と病気を結びつけようものなら投獄されるのだそうだ。同じようなことは、先日ご紹介した大阪毎日放送のドキュメンタリー「その日のあとで~フクシマとチェルノブイリの今」でも現地のドクターが言っていた。


関連投稿:

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