2011年7月1日金曜日

子どもたちの体に起きている異変

子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの中に新たに設立された市民放射能測定所/こども福島情報センター代表・丸森あやさんのインタビュー。



こどもたちの体に実際にさまざまな異変が出ているのに、「この低線量でそんな影響が出るはずはありません」と断言したり、「放射線の影響ではないか」と聞くだけで顔色が変わり「考えすぎだ」とか「お母さんがそうやって考えすぎて子どもにストレスを与えているから、子どもが病気になるんだ」と言い放ったりする医者や科学者たちがいるという。


NPOチェルノブイリへのかけはしの野呂さんも

「日本では低線量内部被ばくの研究はほとんどすすんでおらず、その実態を知っている医師もほとんどいません。
チェルノブイリの子供たちを見てきた私たちにとって、関東でそのようなことが起こっても不思議のない放射能値がそこかしこで計測できます。
  ただちに影響が出ないと言っている科学者や医師のみなさん、チェルノブイリの村で年間被曝量1ミリシーベルト以下であっても子供たちに症状はあらわれています。もっと、もっとチェルノブイリに行って学んできてください。
  関東でこのような症状があらわれているのに、すべてを花粉症やアレルギーのせいにすること、『長引く風邪』と言われることも、母親たちを納得させることができませんでした。いつもと違う!その母親たちの話に耳を傾けてあげてください」

と呼びかけている。

問題提起!関東圏・医療相談会ご報告 「低線量・内部被ばく疑い」


上記のかけはしブログのコメント欄には流山市の軽い喘息を持つ3歳のお子さんを持つお母さんからの書き込みがあり、娘さんの咳が出始めたので小児科に行き、「リンパはどうですか?」と聞いた途端、医者の態度が一変。睨み付けるようにして、「何でそんなこと聞くの?お母さん。この子のリンパが腫れてたら、この辺の人みんな死んでるよ。福島にでも連れて行ったの?作業員でも腫れないよ。自分のことばかり考えてるから。お母さん我慢できない性格みたいだから避難したら?この辺が本当に危なかったら避難勧告出るから」などと言われた、と書かれていた。


非常に腹立たしいのは、なぜ医者や科学者は謙虚に目の前に起きている事実を見ようとしないのか、ということだ。医者や科学者たるもの、事実の前に跪くべきだ。そうしないのは非科学的な態度だし、傲慢だ。第一、病気の人に寄り添うのが医者というものではないのか。それを母親を責めるようなことを言うなんて、言語道断である。子どものことを一番心配しているのは母親だし、子どものことをずっと見ているから小さな変化に真っ先に気づくのだって母親なのだ。どうしてその言葉に耳を傾けようとしないのか。


丸森さんは

「私たち母親はこれからの時代は誰かが安全だと言うから安全だとか、誰から危ないというから危ないというのではなくて、自分たちでちゃんと判断していく。それだけの智恵を働かせて、それだけの勇気を持って、それだけの行動力を持ってやっていかなければならないと思う」

と語っている。


こども福島情報センターは619日に福島市で、623日に東京でこども健康相談会を行った。

623日の相談会のレポートがこちらに上がっている。

被曝した福島の子供たちが東京で健康診断(田中龍作ジャーナル2011623 21:16


また昨日は福島市の子ども10人全員の尿からセシウムが検出されたことが発表された。

2011/6/30 <共同プレスリリース>「福島市の子供たちの尿からセシウム検出」