2011年5月13日金曜日

子ども20ミリシーベルトに内外からの批判 その4

426日、米国の「社会的責任のための医師の会(Physicians for Social Responsibility)PSR)がチェルノブイリ25周年に際して記者会見を開きました。PSRは、1985年ノーベル平和賞を受賞した団体だそうです。

記者会見の内容については、重要部分の要約がこちらに記載されています。

ピース・フィロソフィー・センターのサイト

その内容を受けて、429日、福島の子どもたちの被ばく許容量について声明が出されました。

PSR Statement on the Increase of Allowable Dose of Ionizing Radiation to Children in Fukushima Prefecture

和訳をピース・フィロソフィー・センターのサイトより転載します(太字は私によるものです)。

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2011429

福島県内の子供達への電離放射線許容線量の増加に関する
PSR(
社会的責任を果たす為の医師団)による声明

被ばくに安全なレベルが存在しないということは、米国国立アカデミーの全米研究評議会報告書『電離放射線の生物学的影響VII(BEIR VII 報告書、http://www.nap.edu/openbook.php?isbn=030909156X ) において結論づけられ、医学・科学界において広く合意が得られています。あらゆる被ばくは、自然放射線を含め、いかなる量であっても発がんリスクを高めます。さらに、放射線にさらされる全ての人々が、みな同じように影響を受けるわけではありません。例えば、子どもは大人よりずっと放射線の影響を受けやすく、胎児はさらに敏感です。子どもの被ばく許容量を20ミリシーベルト(20mSv)へと引き上げるのはとんでもないことです。なぜなら、20ミリシーベルトは成人の発がんリスクを500人に1人、さ らに子どもの発がんリスクを200人に1人増加させるからです。また、このレベルでの被ばくが2年続く場合、子どもへのリスクは100人に1人となるのです。つまり、このレベルの被ばくを子どもにとって「安全」と見なすことは到底できません。

[Foe Japan / グリーン・アクションによる仮訳に少し手を加えました]