5月23日(月)13:00から開かれる参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」に参考人として小出裕章、後藤政志、石橋克彦、孫正義各氏が呼ばれ、注目を集めている。
小出裕章氏はこのブログでも何度もご紹介しているとおり、京都大学原子炉実験所助教。原子力の専門家として原子力の危険性を警告し続けてきた科学者グループ「熊取6人組」の一人。国策として原子力を推進してきた国とは真っ向から対立する立場におられる方が国会に参考人として呼ばれたということで、ご本人も支持者もびっくりしている。ご本人いわく「私は政治は嫌いだが、国に言いたいことは山ほどあるので、言いたいことを言ってこようと思い行くことにした」そうである。
4/29に明治大学で行われた講演会「終焉に向かう原子力 第11回」にはたくさんの人がつめかけ、来場者の半分が会場に入れなかった。そのときの講演「悲惨を極める原子力発電所事故」はこちらで見ることができる。
孫正義氏は言わずと知れたソフトバンク社長。震災後に個人資産から100億、会社として10億、さらに社長を退いた後の毎年の役員報酬を寄付し、震災孤児の通信料を18歳まで無料にするなど、太っ腹な慈善活動に感心していたら、「自然エネルギー財団」まで立ち上げてしまった。そのときの記者会見を見たが、人間としてこの問題に真摯に向き合っている孫さんの思いが伝わってきて、とても良かった。今回の原発事故が起きるまでは原発に賛成でも反対でもなく、電気はあたりまえにあるものだと思ってきた孫さんが、事故が起きてから2ヶ月の間、必死で勉強し、悩み、「知って行動せざるは罪」「できるかできんか分からんけど、やらないかんことがある」とこの財団を立ち上げた。私はその行動に拍手を送りたい。記者会見の様子はこちらで見ることができる。
石橋克彦氏は地震学者で神戸大学名誉教授。1970年代から「原発震災」に警鐘を鳴らし続けてきた。こちらに動画や論文の案内がある。
後藤政志氏は元東芝の原子炉格納容器設計者。ご本人のブログはこちら。
委員会の模様は参議院インターネット中継で中継されるそうだが、NHKでも要望者多数なら中継するとのことなので、みなさんどんどんこちらで要望しましょう!