福島第一原発事故が起きてから、これまでの無知・無関心を猛反省し、勉強しては衝撃を受ける日々を送っていますが、これまでに学んできたことを、一度ここにまとめておきたいと思います。
私が原発に反対する理由
1. 原発は人間が作る機械である。人間のやることに絶対はないし、機械は壊れるものである。そして自然の力は人間を遥かに超えたものである。よって絶対安全ということは論理的にありえない。事故が起きてしまったときに原発が地球環境と人間を含むあらゆる生命体にもたらす被害は、甚大で広範で長期にわたり、取り返しがつかない。
2. ましてや日本は4つのプレート(北米プレート、太平洋プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレート)がぶつかりあう位置にある地震大国である。地震や津波などの自然災害による事故の確率は非常に高い。
3. 原発がないと電力が足りなくなるので原発は必要悪だと私たちは思い込まされてきたが、これも巨額の広告投資による洗脳である。実は原発がなくても電力は足りている。日本の電力の3割は原子力だと言うが、発電施設の設備容量から言えば火力と水力だけで十分賄える。火力と水力を休ませて、原子力の割合を上げているだけである。火力発電所の稼働率を上げるだけで、原子力発電分は十分賄える。
4. 原子力発電は発電手段としてもメリットがない。発電効率は3分の1と悪く、燃料のウランは石炭、石油、天然ガスといった化石燃料に比べても数十分の一しかない。またコストがかかるため、電気代が高くなり、経済性から言っても合わない。
5. 原子力発電はCO2を出さないので環境にいいと宣伝されているが、CO2を出さないのは発電時だけであり、原発の建設、燃料ウランの採掘・輸送、濃縮・加工、放射性廃棄物の処理などから大量のCO2を排出している。そもそもCO2が地球温暖化の原因という説自体怪しいと言われている。さらに原発は発生した熱エネルギーの3分の1しか電気にならないため、残りの3分の2の熱が海に捨てられ、その膨大な熱量で海を加熱している。
6. 原子力発電はウランを核分裂させることによって生じる熱を利用して発電するが、これによって死の灰=核分裂生成物ができてしまう。この放射性廃棄物を処理する方法が確立されていない!!ゆえに「トイレなきマンション」と言われている。日本政府は再処理して地下深く埋める計画だが、高レベル放射性廃棄物は100万年も監視が必要なほど危険な毒性物質。つまり原子力発電は無責任に放射性廃棄物を排出して、その管理を未来の子どもに押しつけている。
7. 原発は都会にはない。これは作る側がその危険性を知っているからであって、つまり利便性だけを都会が享受し、リスクを地方に押しつけている。今回事故を起こした福島第一原発も東京電力のものであり、被害を受けている福島の人たちは、自分たちが使っていない電気のために甚大な被害を被っている。利便性を享受したいなら、リスクも引き受けるべきである!
8. 原発は、例え事故がなかったとしても、作業員の被曝がなければ一日たりとも動かない。原発の中でも放射能で汚れた現場で働くのは、電力会社の社員ではなく、下請け、孫請け、ひ孫請けの作業員である。放射能の知識も与えられず、ずさんな被曝線量管理の元、被曝して、使い捨てられていく。放射線障害を発症しても労災が認められることもなく、実はたくさんの人々が亡くなっているという事実が隠されている!
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