6月17日(金)放映の京都のNPO環境市民と京都三条ラジオカフェ(FM797)による福島原発特番。
おなじみ京都大学原子炉実験所助教の小出裕章先生に話を聞いている。
日々増え続ける放射能汚染水は11万トンに達し、今月後半にはいっぱいになってしまう。
汚染水循環装置の設置は猛烈な被曝環境であるがゆえに難航している。
循環装置が稼働できなければ、溢れた汚染水は海に流出することになる。
海に流出した汚染水は薄まるのではなく、拡散し、食物連鎖を通じて生物濃縮し、最終的には食物連鎖の頂点にいる人間の体に入ってくることが予想される。
東電は1月に冷温停止を目指すとしているが、そもそも冷温停止というのは原子炉が健全で炉心が圧力容器の中に収まっている状態で100度未満に維持できる状態を言うのであり、現在のように圧力容器も格納容器も破損している状態では不可能である。
過日、福島第一原発ライブカメラで、煙が上がりそれが光るという現象が見られ、茨城で空間線量が上がったと言われているが、それが何だったのか、東電からも発表がなければ、マスコミも追求していない。
放射能の拡散については、水素爆発から3ヶ月経過した現在、今後事態の悪化を食い止めることができれば、半減期8日のヨウ素131はほとんどないと言っていいくらい少なくなり、今後は半減期の長いセシウム137(30年)とストロンチウム90(29年)が人間にとって脅威となっていく。