包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会は世界中に国際観測所網を張り巡らせて、大気中の放射能を観測している。
そのCTBTOが4月13日に発表したレポートによれば
「福島第一原発から250キロ離れた高崎観測所(群馬県高崎市)で3月12日に放射性物質を検知。3月14日にはロシア東部で、2日後には米国西海岸で検知された。さらに、事故から9日後には放射能雲が北米を横断。その3日後にはアイスランドで放射性物質が検出され、放射能雲がヨーロッパに到達したことが明らかになった。事故後15日目までには、北半球全域で福島からの放射性物質が検出可能な状態となった。当初4週間は北半球に留まったが、4月13日時点で、すでに放射能が南半球のアジア太平洋方面にまで広がり、オーストラリア、フィジー、マレーシア、パプア・ニューギニア等でも検出されている」
とある。
FUKUSHIMA-RELATED MEASUREMENTS BY THE CTBTO (CTBTO 13 April 2011)
私の住むここインドネシア・バリ島にも、福島からの放射性物質が届いているということだ。
一昨日22日、九大と東大のグループが、福島第1原発事故で放出された放射性物質が地球に拡散する様子を再現し、発表した。
動画: 福島第1原発事故 放射性物質、9日間で北半球をほぼ1周 九大・東大研究グループ発表(FNN 2011/06/23/00:47)
関連記事: 放射性物質、海を越え米欧に達した状況再現 九大・東大 スパコンで解析(日経新聞2011/06/22/21:18)
原発はひとたび事故を起こせば、地球全体を放射能汚染してしまう。
一国だけの問題ではないのだ。