福島県内では専門家や市民団体が入って、細かく放射線量測定が行われているし、東京都では先日100カ所で測定が始まったというニュースを見たが、他の自治体はどうなのだろうと思い、家族の住んでいる群馬県について調べてみた。
まず伊勢崎市。
5月30日〜6月17日の期間、教育施設及び公共施設109箇所で測定した結果が公開されている。今後も定点において定期的に測定を実施していくとのことである。
では群馬県。
原子力発電所事故による本県への影響についてというところに、
学校における空間放射線量とかサーベイメーター等による身の回りの空間放射線量とか、いろいろ測定結果が載っている。
あの地上20メートルのモニタリングポストという意味のない測定以外にも行われていると分かったのは良かった。
しかし、非常に許し難い記述があった。
【5月24日】ハンディー型線量計(PA-1000Radi)による県内放射線量測定結果(環境保全課)
「県内92箇所で測定した結果、最大でも0.768μSv/h(地上0m)でした。
この値は、文部科学省が示した学校の放射線量暫定基準値(3.8μSv/h)の5分の1程度です」
文科省が示した学校の放射線量暫定基準値(3.8μSv/h)というのは、あの福島の親御さんたちがさんざん抗議した年20ミリシーベルトを基準に算出された、ありえない数値なのである。原子力安全委員会すら認めていないのだ。にも関わらず、文科省は未だに撤回していない。
0.6μSv/h以上は放射線管理区域だから、0.768μSv/hというのは、放射線管理区域並ということである。この0.768μSv/hという数値は沼田市21世紀の森の地上0mでのもの。先日ご紹介した群馬大学早川先生の広域汚染地図でも沼田の方に数値の高い地域があったから、合致している。沼田の方は要注意です。
線量の測定は測定器の精度によって数値が大きく変わってくるので、発表されている数値は目安に過ぎないが、それにしてもこれは見逃せない数字である。
通常の空間線量率というのは大体0.05μSv/hくらいだそうだ。
その他、群馬県で個人で計測されている方のツイッターサイトを発見。
全国各地の放射線量まとめサイトはこちらです。