もはや私を含めこれを聞かないと眠れない人が大勢いると思われる大阪毎日ラジオ放送(MBS1179)のたね蒔きジャーナル。
昨夜は東京スタジオに3人の政治家を迎え、政治嫌いの小出先生と電話でつないで討論するという関西メディアならではの意欲的企画だった。
3人の政治家とは
民主党・山口壯衆議院議員(民主党筆頭副政審会長、震災復興特別委理事)
民主党・川内博史衆議院議員
自民党・西村康稔衆議院議員(元通産官僚で原子力政策に精通。震災復興特別委委員)
司会の水野さんがいい感じで突っ込んでくれていたが、不毛な議論だった。
「原発が日本の電力の2割を担っているから、原発を止めれば電力が足りなくなる」というのが嘘であることはもうバレバレなのだ。原発をやるためにわざわざ休ませている火力と水力の稼働率を上げれば、今すぐ日本中の原発を止めても、ピーク電力さえ賄えることはとっくに分かっているし、企業の自家発電という隠し電力が大量にあることも分かっている。自然エネルギーの開発を待たなくても、今すぐ脱原発はできるのだ。
にも関わらず、「自然エネルギーの開発には時間がかかるので、それまでは現実的に原発が必要。そうでないと電気代が上がり、私たちの生活はめちゃくちゃになり、経済活動は立ちゆかなくなり、企業は海外に流出し、雇用がなくなる」と、相も変わらずの脅し文句を馬鹿の一つ覚えみたいに繰り返す、化石のような政治家。
本当にそう信じているなら、正面から小出先生に議論を挑み、論破すればいい。
それができずにしどろもどろの言い訳のような繰り言を繰り返すのは、自分の言っていることの矛盾が分かっているからだ。
小出先生がいつか言っていたけれど、政治の世界というのはもう結論が決まっている。初めに結論ありきで、形ばかりの議論でつじつまを合わせる。
この政治家たちの言い分を聞いていて、それがよく分かった。
40年間こんなことを繰り返してきた小出先生の政治に対する深い絶望もよく分かった。